現在フリーの状態が続いている元ユヴェントスのDF、
マルティン・カセレスだが、サウサンプトン入団に近づいているようだ。
伊紙『スカイ・スポーツ』、『コリエレ・デッロ・スポルト』らは、
セインツ入団に向け5日に英国入り、メディカルチェックを受けたという。
またカセレスは冬のマーケットで複数のクラブと交渉したものの、
いずれも金額面での合意に至らず破談となっていた。
カセレスはDFラインならサイド問わず機能できるユーティリティさ、
また強靭なフィジカルを駆使した対人戦が強み。
セインツは今冬CBの主力フォンテをウエストハムへ売却し、
もう一人の主力CBファン・ダイクは負傷による長期離脱が確定している。
その為現在のCBのチョイスは吉田と若手のスティーヴンスを起用。
急ごしらえの守備陣は先日FA杯でアーセナル相手に5失点を喫し、
センターバックの実力者の獲得が急務とされていた。
とはいえ冬の移籍市場は閉幕している以上、フリーの選手しか獲得できない。
実績、実力共に申し分ないカセレスへ白羽の矢を立てたのは賢明だが、
英国の労働ビザ取得の件も含めて、未だ乗り越えるハードルは数多い。
出来る限り早期に交渉を決め、チームを助けたいところだ。
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Matthew |