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チェルシー、サウサンプトン相手に3発快勝!

チェルシー 3

30′ エデン・アザール
57′ ロス・バークリー
90’+3′ アルバロ・モラタ

 

サウサンプトン 0

 


プレミアリーグ第8節、チェルシーはアウェイでサウサンプトンと対戦した。

チェルシーはここ2試合引き分けが続いており、

ウエストハムやリバプールと難敵ではあったものの勝利が欲しい。

吉田麻也が今季初先発したホームのサウサンプトンも

スタートダッシュに躓き降格圏スレスレのまずい状況。

まだまだシーズン序盤とはいえ、各上相手に勝ち星をつけ勢いにのりたい。


押し込まれ悪戦苦闘のサウサンプトン

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前半立ち上がり、セインツはホームながらも消極的な姿勢を見せてしまった。

チェルシーのパスに対し前線からチェイシングをみせるも

中盤とDFラインの押し上げが中途半端で捕まえきれない。

自由にポジションを取るアザールとウィリアンも捉えきれず、

彼らへのクラビのボールを許してはずるずると自陣へDFラインを下げてしまった。

セインツからすれば先制点を奪われることだけは避けたい。

とはいえ最前線のイングス以外全員が自陣PA付近まで下がっては、

大きくボールをクリアするしか状況を打開する方法がない。

前線でのポストプレーで強さを示せるガッビアディーニさえ守備に追われてしまい、

クリアしたボールやパスは悉くチェルシーに回収されてしまった。

チェルシーとしてはこの状況で先制点を取りたい所だったが…

残念ながらセインツが立ち直るのにそう時間はかからなかった。


勢い取り戻したセインツだったが…

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落ち着きを取り戻したセインツは果敢に攻撃を仕掛けた。

特に左SBのバートランドは幾度となくサイドを駆け上がりチャンスを創出。

古巣のチェルシー相手に、この日の彼は素晴らしいパフォーマンスを見せた。

彼がもたらしたチャンスを一度でも決めていれば結果は変わっていたはずだ。

特にイングスが外してしまった決定的なシーンさえ決めていれば。

お互いチャンスを作り合う状況の中、

ショートカウンターから先制点をもぎ取ったアザール。

得点ランキングトップを走る頼れるエースが仕事をした。


試合を大きく分けた「勝負強さ」

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セインツは失点しれから更にサイドを中心に攻勢をかけたが、

フィニッシュの精度において問題が改善されることはなかった。

得点力不足は昨季から続くセインツの悩ましい問題ではあるのだが、

イングスの加入が解決の決定打になることは難しいのかもしれない。

少ないチャンスをモノにできるストライカーの存在が、セインツに欠けたピースなのだ。

後半立ち上がりのセットプレーから奪ったチェルシーの追加点は、

D.ルイスがスクリーンとなりファーサイドでジルーをフリーにする

計算し尽されたサインプレーでもあった。

1点の重さをセリエの世界で知り尽くしたサッリゆえの、

美しくデザインされた”必然的”な追加点だったかもしれない。

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追加点を決めたのがバークリーである点もポジティブだ。

先制点をアシストした彼は得点という最高の結果も残して見せた。

昨季途中に加入しながらも、コンテ前監督の下ではチャンスを掴めなかった彼が、

サッリ監督の下で素晴らしいパフォーマンスを見せているのは嬉しいサプライズ。

元々はトップ下などアタッカー色全開の彼だったが、

今はサッリの下戦術的な判断力を磨きながら攻守に貢献できる選手へと成長している。

シーズンが深まるにつれ、頼もしい存在になっていくはずだ。


モラタの嬉しいダメ押し弾

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試合を締めくくったのがモラタのダメ押し弾。

第2節アーセナル戦以来となるゴールを奪えたことは彼にとって大きなプラスだ。

ユヴェントスやレアル・マドリードで見せていた輝きはまだ見れてないが、

今の彼にとって重要なのは「得点」という目に見せた結果のはずだ。

この日も決定的なチャンスをフイにしてしまうシーンもあったものの、

少しづつ、彼本来のパフォーマンスに戻れることを目指していきたい。


この日も1得点1アシスト、しかし気になるアザールの去就

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試合後、アザールはメディアに対して再度移籍話について言及。

「レアル・マドリードは世界で最高のクラブだ。

今は嘘をつきだくない。

レアルでのプレーは子どもの頃からの夢なんだ。このクラブの事を夢見ていた。

毎日この話題について話したいわけじゃない。

でも、今後について話す機会はすぐに訪れるはずだ。」

W杯後にはレアル移籍の意思を示したものの残留に落ち着いたアザール。

プレミアリーグ最高のアタッカーであることは確かなのだが、

彼の気持ちは既に、今現在見せるプレーとは裏腹にマドリーにあるのだろうか?

チェルシーは彼の残留に向け新契約の準備を進めているらしいが、

彼自身の気持ちが変わらないのであれば慰留は困難だと言えるだろう。

マドリー側としてもアザールを引き抜きたい理由がある。

今夏ロナウドが退団した事でその決定力は大幅に欠如しており、

ベンゼマは最早純粋なストライカーとは言えず、買い戻したマリアーノでは物足りない。

ベイルが怪我がちなこともあり、決定力のある選手を是が非でも欲しいのだ。

マドリードのサイドアタッカーにはアセンシオやバスケスら実力者がおり、

彼の加入が余剰戦力を生み出してしまうリスクは少なくないものの、

チェルシーが求める移籍条件をクリアするだけの資金を用意できれば、

いつ移籍にゴーサインが出てもおかしくはないかもしれない。

特にアザールの契約は残り2年。

膨大な移籍金を残さずして退団してしまっては、クラブ運営の手腕を問わざるを得ない。

この記事を書いた人

Matthew Matthew

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