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白熱のマンチェスター・ダービー

とうとう、両者が激突した。

今夏大型補強を進めたマンチェスターの両雄。

共に今シーズン3連勝と好調を維持しており、

勝利した方に単独首位の可能性という状況でもあった。

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勝利を手繰り寄せたのはシティ。

完璧主義者グアルディオラにより哲学がもたらされ、

かつて個人頼みで単調だったシティは劇的に変化した。

単純な話だ。

才能に恵まれた選手同士が連動し、

攻守に渡って戦術的であれば強い。

理論はシンプルだが、それを実現できる監督は稀有。

やはりグアルディオラは、素晴らしかった。

モウリーニョもリンガード・ムヒタリアンの抜擢を始め

積極的な姿勢を貫いたものの、

ゲームの支配。精度共にシティには遠く及ばなかった。

シティはとにかく「オートマティック」に連動し、

サイドと中央のスペースを巧みにコントロール。

特にデ・ブライネの出来は素晴らしいの一言に尽きた。

鮮やかな先制ゴールのみならず多くのチャンスを演出し、

90分を通して試合の主役であり続けた。

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この試合、モウリーニョはこれまで鉄板だった

マタとマルシアルの両サイドを代え、

リンガードとムヒタリアンを先発に起用した。

しかし両者共に期待を裏切るパフォーマンスに終始し、

特に期待が大きかった後者は不用意なロストを繰り返した。

後半のユナイテッドは前半より活力を取り戻したものの、

シティの守備陣を攻略することはできなかった。

結果は2-1であったものの、

シティの失点は新加入GKブラボとDFストーンズの連携ミス。

ブラボがケガ明けで十分な時間が与えられていない事を踏まえれば

仕方ないとも思えるミスではある。

ユナイテッドは最後まで純粋に自身の攻撃からネットを揺らせなかった。

今季のシティは強い。

そう思わざるを得ない試合内容と言えるだろう。

エースのアグエロを欠きながらも、

機動力溢れるアタッキングとパスワーク。

ペップの色は既にシティに色濃く反映されている。

「個」に依存しないシティが今後経験を積めば、

このまま首位を独走してもおかしくはない。

 

この記事を書いた人

Matthew Matthew

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