25日、モナコにおいて2016-17シーズンのCL、
グループリーグの組み合わせ抽選会が行われた。
プレミアリーグからはレスター、アーセナル、
トッテナム、シティが参加。
昨季プレミアを優勝したレスターはグループG。
ポルト、クラブ・ブルージュ、コペンハーゲンと同組。
他のグループより比較的良い組み合わせと言えるだろう。
ポルト相手に勝ち点を挙げられれば、突破は十分考えられる。
プレミア2位のアーセナルはグループA。
PSG、バーゼル、ルドゴレツと同組で、
PSGの首位突破が確実視される中、2位の座をバーゼルと争うだろう。
プレミア3位となったトッテナムはグループE。
CSKA、レバークーゼン、モナコと同組であり、
決勝T常連ともいえるCSKAを始め難敵揃いの組となった。
特にレバークーゼンスパーズと同じくハイプレスを基調とし、
お互い似たスタイルでの対決となる。
このグループで結果を出せばスパーズは波に乗れるはずだ。
プレミアで昨季4位、CL予選から参加したシティ。
グループCとなり、バルセロナ、ボルシアMG、セルティックと
同組となった。
グループCは今季でも屈指の死の組であり、
バルセロナの首位突破は確実といっていいだろう。
2位争いをする事が予想されるものの、
ボルシアMGとセルティックは簡単な相手ではない。
セルティックもスコットランド国内では敵なしの状態で、
CL優勝はクラブの悲願でもある以上、
非常に高いモチベーションを以て試合に臨んでくるだろう。
レスターは抽選に恵まれたと言っていい。
地力があるだけに、しっかりと主力のコンディションが
保たれればクラブ初のベスト16進出は困難でなはいはずだ。
アーセナルも”いつも通り”ベスト16にいくはず。
スパーズも難しい組み合わせではあるが、
昨季リーグで見せたような完成度の高いフットボールであれば
結果を出す事はそう難くないだろう。
最も困難な状況なのがシティで、昨季はベスト4に進出し
新たな栄光の歴史をクラブにもたらした。
「今季こそ」とシティのフロントは考えていたはずだ。
グアルディオラを招聘し、新たなサイクルへと移った今季こそ、と。
しかし優勝候補筆頭クラスのバルセロナをはじめ、
決して簡単な相手とはいえないクラブと同組に。
バルサの全てを知るペップだからこそ突破の望みはあるだろうが、
ベスト16までの道のりが険しい事に変わりはない。
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Matthew |