m_soccerking-479863

16-17 第1節 ユナイテッド vs ボーンマス

マンチェスター・ユナイテッド 3

40′ マタ

59′ ルーニー

64′ イブラヒモビッチ

ボーンマス          1

69′ アダム・スミス


モウリーニョ新体制の下、ユナイテッドは新たなシーズンを迎えた。

開幕戦の相手は昨季16位のボーンマス。

ボーンマスのホームとはいえユナイテッド優勢が予想され、

そのまま結果としても、名門の快勝で終わった。

3C0DC7BA942E4B2E87F3DEBFB48334D2

とはいえ、スペシャル・ワンのチームは課題も見られた。

というのも、攻守におけるインテンシティーや精度が低く、

序盤はあわや失点というシーンすらあった。

確かにブロックは的確に敷かれ、大きく崩されるシーンこそ

少なかったものの、ボール保持時のアクションは消極的。

中盤で効果的なビルドアップを行う事ができず、

ボールは回すも結局は縦に入れられず、相手に寄せられ、

逆サイドやイブラめがけてロングボールを蹴ってばかりだった。

イブラヒモビッチも高いボールコントロールスキルを持つが、

前線で孤立し、なおかつ機動力が乏しい彼では局面打開は困難。

メンバーで見ればボールを効果的に回すことは簡単のはずだが、

エレーラ、フェライニの両ボランチはパス&ムーヴに乏しく、

特に後者に関しては攻守に消極的ですらあった。

たまらずルーニーが下りてきてビルドアップするも、

結果としてイブラや両サイドの孤立を促してしまった。

守備に関しても、ボールホルダーに激しく寄せるわけでも、

連動したブロックを構築するわけでもない。

どちらかといえば個人能力で1対1を仕留め、奪うやり方だ。

モウリーニョにしては脆さを感じさせる守備組織であり、

ズルズルと自陣に下がり続けたDFラインも良い印象がなかった。

唯一希望が持てたのはバイリーのパフォーマンスくらいか。

images

そんな中でも相手のミスから先制点を奪い、

そのまま「らしくないプレー」をしても得点を重ねたのは良かった。

幸運、と言ってしまえばそれまでかもしれないが、

今季のユナイテッドに最も必要なのは結果であり、過程ではない。

チームの構築はまだまだ始まったばかり、と言っていいだろう。

イブラ、ルーニーなど今季の命運を握るであろう2人の得点も

嬉しい結果であり、ポジティブな要因だ。

今後はポグバも合流し、ケガで出遅れているスモーリングらが戻れば、

ユナイテッドのチームコンセプトの体現はより明確なはずだ。

特にビルドアップに関しては機動力溢れるポグバ、

守備とリンクマンとしての貢献が期待されるシュナイデルラン。

この2人がうまく機能すれば、ルーニーとトライアングルを形成し、

流動的に中盤を支配することも現実的だ。

第2節、ユナイテッドはサウサンプトンと対戦。

攻守の質を高めない限り、厳しい内容になるだろう。

この記事を書いた人

Matthew Matthew

最近の記事

  1. Do8VduuUUAE0TAc
  2. Do6aHQlXsAAMCH9
  3. mauriciopochettino-cropped_i5dyyhuo5fiq1qcpbft9zq273
  4. Do60ytKX0AE-4kq
  5. Do14qDRXsAYaIpV
  6. DoRv1lwW0AE7VFQ
  7. DnJNZ-zXoAM7BXB
  8. DliqKcbX4AEj_ZP
  9. Dk9133AUwAAQnxT
  10. Dk8fNpJXsAA95qF
  11. Dka0D_OWwAAxL2W
  1. Caid-3cUcAA_vfF

    プレミア最新移籍情報

    レスターの契約延長オファーを拒否したマレズ、移籍先本命はバルセロナか
  2. cxjh-eaxaaaqoio

    プレミアリーグ解説

    今夜再始動のプレミアリーグ第12節、ピックアップ・プレビュー
  3. 6

    チェルシー速報&結果

    チェルシー、好調アケーをレンタルバック
  4. cwhvl8oxuaasdu9

    チェルシー速報&結果

    プレミアリーグ第18節までの順位&各チームの状況
  5. cvyze9jxyae1pkx

    プレミアリーグ解説

    アーセナル、チャンス決めきれずスコアレスドロー
PAGE TOP