今季18位と低迷しているウエストハムは8日、
新監督としてデイヴィッド・モイーズが就任した事を発表した。
前任のスラベン・ビリッチを解任後ウエストハムは後任候補を模索していたが、
現地のファンの反発を招きながらも最終的にモイーズを選択。
堅牢な守備を構築する事には定評がある彼だが、
果たしてソシエダやサンダーランドでの失敗を挽回できるだろうか？
「私の力を証明する良いチャンスだ。」
力強い言葉で会見に臨んだモイーズ新監督であるが
ウエストハムの状況は決してポジティブだとは言えない。
単純な戦力値としては降格クラブとは思えない程充実しているが、
最適な攻守のバランスとシステムは未だ整っていない。
実力者こそ揃っているため、
まずは最適なシステムと戦術を見定めたいところ。
とはいえモイーズが今更トレンドの戦術を取り入れるとは考え難く…
キャロルの高さと強さを存分に生かした
クラシカルなフットボールを行うことが濃厚だろう。
昨季のサンダーランドのように、
カウンター頼みの面白みのない戦い方をすれば
ファンが黙っているわけがなく、解任が加速するだけだろう。
どれだけ結果と内容を両立できるかが、モイーズに課せられた使命だ。
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Matthew |
