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— Chelsea FC (@ChelseaFC) 2017年7月9日
チェルシーは10日、
ドイツ代表DFのアントニオ・リュディガーの獲得を発表した。
契約年数は5年となっており、
ASローマより加入した彼の移籍金は推定3500万ユーロ(約45億円)、
更にパフォーマンス次第でボーナスが付き、最大3900万ユーロとなる。
まだ24歳と若手ながらもブンデス、セリエAで経験を積んでおり、
ローマでは主力として公式戦35試合に出場している。
ローマでは3バックの一角としてもプレーしており
コンテ監督の3-4-3にも難なく対応できるだろう。
2014年からドイツA代表にも名を連ねており国際経験も豊富。
EURO2016は右膝前十字靭帯の断裂という重症を負い出場できなかったが、
先日行われたコンフェデレーションズ杯では主力としてプレー。
見事優勝の原動力となり、多くのクラブが彼の獲得に興味を示していた。
チェルシーとしては昨季に続いてラブコールを送った形だが、
高額な移籍金を以て熱意を示した事が功を奏し、彼を見事獲得できた。
共に31歳とキャリア晩年にさしかかりつつあるケイヒル、D.ルイスらの
将来的な後釜として迎える事になるだろう。
即戦力として計算できる人材ではあるものの、
プレミアでの経験がなく文化的な違いを受け入れるには時間が必要だ。
コンフェデ杯参加で疲労も溜まっており、
即チームの中核に据えるような流れは考えにくい。
まずはプレシーズンでチームに馴染み、定位置を確保したいところだ。
頼れるベテランも加入している。
今夏シティを契約満了で退団していたカバジェロだが、
フリーでチェルシーへと加入する事で合意した。
クルトゥワのバックアッパーとしてチームを支えたベゴビッチが去り、
チームに落ち着きと経験をもたらす存在として貢献が期待できる。
シティではブラーボの不調(?)もあり急遽正守護神を務め、
的確なシュートストップとゴールキーピングを見せていた。
バックアッパーとしてはこれ以上ない頼もしい存在だ。
リーグ優勝を果たした事で、
チェルシーにおけるコンテの立ち位置は1年前とはまるで違う。
頼れる指揮官として選手のリクエストをクラブは受け取り、
今夏は彼の要求に沿った形で選手補強が行われるはずだ。
ルカク獲得は失敗に終わってしまったが、
ジエゴ・コスタの退団は半ば決定しており、
エース獲得は今夏の最低条件ともいえる。
レアル・マドリーのモラタに注力してているようだが
ペレス会長が移籍金釣り上げを画策しており交渉は難航。
こと補強に関しては思惑通りにはなっていないのが現状だろう。
モラタ獲得も失敗に終わるとなれば、
得点源不在での開幕も考えられる事態となる。
それだけは何としてでも、回避したいシチュエーションだ。
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Matthew |