ヘルタ・ベルリンに所属する原口元気だが、
来季プレミアを戦うブライトンへの移籍の可能性が出てきた。
元々原口はかねてよりプレミアリーグへの憧れを度々公言。
今季はリーグ31試合に出場、クラブの6位進出に貢献したが、
1得点2アシストと「結果」という点では物足りないシーズンに。
一時3位まで躍進を遂げたヘルタだったが、
シーズン終盤には調子を落としたことで
結果で貢献できない原口への評価は賛否両論となった。
あくまで移籍は「可能性がある」程度なものだが、
ヘルタのミヒャエル・ブレーツSDがメディアに対し
「元気との契約更新はないだろう」とコメント。
来年には移籍金なしのフリーとなってしまう以上、
今夏の完全移籍は既定路線と言っていい状況になった。
原口自身も待ち焦がれた舞台であるプレミア参戦を望んでおり、
クラブ間交渉がまとまれば一気に事態は進みそうだ。
ブライトンとしても、移籍市場では積極的に動く事が予想される。
来季挑戦するプレミアリーグは100年以上続くクラブの歴史でも
初の舞台であり、何が何でも定着を目指したいステージだ。
膨大な放映権料が舞い込む以上、
その資金を元手に積極的な補強を敢行する事は容易に想像できる。
1部という輝かしい舞台で確かなキャリアを築いてきた選手は乏しい以上、
原口がヘルタで過ごした実績は「経験」という意味でも重要。
だが、そもそも原口がブライトンはおろかプレミアにフィットするかは未知数で、
賭けと言っていい部分が存在するのも確か。
今後状況がどう転ぶかは分からないが、
是非原口にはイングランドへと活躍の舞台を移してほしいものだ。
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Matthew |