どうも、どうも。
毎度拙い記事を楽しみにして頂き、本当にありがとうございます。
しばらく記事の投稿に時間が空いてしまい申し訳ありませんでした!
(それでもしっかりと試合は観ていたので尚更….)
今回は普段記事を読んで頂いている皆様から声が多かった、
”アクラorスミスがプレミア選抜メンバーを選ぶなら…?”
という質問にお答えしたいと思います。
今回私、スミスが選ぶメンバー(チーム)は2つで、
片方は今季の活躍や印象を基に構成した「ベスト」。
そしてもう片方が「単純にこの選手が好き!」って感じです。
では、まず「ベスト」の方から。
○GK
ティボー・クルトゥワ (チェルシー)
ロリスも捨てがたい所ですが…今季首位をひた走るチェルシーで、
盤石といっていいセービングを見せているのが彼でしょう。
先日のシティ戦ではらしくないミスからの失点もありましたが、
今季は全体的にかなり良いパフォーマンスを見せているはずです。
(チェルシーの守備ラインを抜けるシュートセーブの難度は相当高いはずですし)
○DF
カイル・ウォーカー (トッテナム)
フィジカルコンタクト上等。
パワーとダイナミズムが彼の代名詞とでもいいましょうか。
プレーを観て興奮する事は勿論、その爆発力には惚れ惚れします。
勿論アスピリクエタだって最高だと思いますが!
トビー・アルデルヴァイレルト (トッテナム)
プレミア屈指のCBじゃないですかね。
フィジカル、スピード、テクニックの全てがトップクラスで、
如何なる相手にも柔軟に対応する戦術的インテリジェンスもあります。
DFリーダーとしての振る舞いも勿論、
彼のいる・いないで大きく守備ブロックの強度が異なるのは明白です。
エリック・バイリー (マンチェスター・ユナイテッド)
評価が別れる彼ではありますが、
個人的には高額な移籍金に見合った活躍を序盤から見せてくれました。
守備組織に厳格なプレー原則を敷くモウリーニョの下でも
そのポテンシャルの高さは見せてくれましたし、
今後の伸び白を考えても素晴らしい選手だと思います。
ケガ明け以降パフォーマンス自体は落ちてしまってはいますが、
来季以降も主力であり続ける事は間違いないはずです。
ダニー・ローズ
えー….正直言って左サイドは彼とベインズ、
バートランドとか位しか…うーん。
というか上位陣の左サイドは案外穴だったりしてるんですよねぇ….
愛するチェルシーのアロンソも良いプレーヤーではありますが、
ローズに比べると、プレーの継続性と推進力に欠けます。
クロスの精度、突破のレパートリー、対人スキルでも、
ローズはリーグトップクラスだと思っています。
特にポチェッティーノの就任後、
大きく成長を遂げた選手の一人ではないでしょうか。
○MF
エンゴロ・カンテ (チェルシー)
彼を選んで異論がある人は少ないはずです。
チェルシーの試合を観ていれば彼がいかに重要かなんてわかるはずですし、
「ビッグクラブでは通用しない」なんて開幕前に言っていた人達は
時間の経過に連れてどこかへ行ってしまいました。
彼はリーグ最高のMFの一人と言っていいはずです。
ケヴィン・デ・ブライネ (マンチェスター・シティ)
ワールドクラスの仲間入りまで秒読み段階でしょう。
推定7400万ユーロもの超高額で一昨年移籍してきた彼ですが、
そのプレーを観れば誰だって獲得が成功だったと思うはずです。
シーズンの序盤から組み立て、チャンスメイク、
はたまたフィニッシュワークまで幅広くチームを牽引していました。
中央、サイド問わずチャンスを作り続けていますし、
例え低い位置からでもロングスルーパスを繰り出すのは脅威的。
今現在は疲労を隠せずプレー精度も欠きつつありますが、
来季のシティが重要視すべきは彼の負担軽減かもしれませんね。
アダム・ララーナ (リバプール)
もうほんと好き。
現代的ファンタジスタとでもいいましょうか。
ドリブルのキレ、密集地帯を突破するテクニック、
そしてハードワークを厭わないフィジカルとメンタリティ。
嫌いになる理由が全く見当たらない選手だとすら思っています。
決定力だけは向上の余地を残すかもしれませんが、
それでもビッグマッチの度、彼という存在の大きさが身に染みます。
○FW
サディオ・マネ (リバプール)
移籍直後は「移籍金4000万ユーロは高いんじゃない…?」とか
思っていてすいませんでした。
むしろセインツは6000万ユーロくらい貰ってもいいんじゃないかな。
それくらい今季のパフォーマンスは傑出していると思います。
ビッグクラブ相手だろうがお構いなしに爆発的なスピードで突破し、
鮮やかにゴールを奪い取る様は素晴らしいとしか。
ロメル・ルカク (エバートン)
ケインと本当に迷う….!!
ですが、エバートンという決してチャンスの数自体は多くないチームで
コンスタントに点を取り続けたのは凄い。
ケインには優勝なアシスト陣が揃っているのに対し、
ルカクへのパスはほとんどがロングボールやクリアボールですから。
1人でプレミアの屈強なDFを捻じ伏せるFWなんて、彼くらいでしょ….
エデン・アザール (チェルシー)
ファンタスティック。
PFA年間最優秀選手賞にもノミネートされましたが、
最有力候補と言って差し支えないんじゃないでしょうか。
ボールを持てばもう彼の世界は始まりますし、
今季低調なパフォーマンスに終始した試合は殆どありません。
以上、「ベスト」の布陣です。
続いて、「ただ単純に好きな選手だけ」のチームです。
○GK
キャスパー・シュマイケル (レスター・シティ)
厳しい局面で、流れを変えるビッグセーブといえば彼でしょう。
レスターのGKとして求められるのは先述のプレー、
そしてどれだけ「勇気」を以て試合に臨むかだと思っています。
どんな試合でも仲間を鼓舞し、セーブを続ける彼は、
とっくの内に、「親の七光り」なんて言われる存在ではない筈です。
それに、彼の活躍をスタンドで見守る父の姿を観た人なら、
どれだけ息子の事を誇りに思っているのか感じたはずです。
○DF
シュコドラン・ムスタフィ (アーセナル)
彼の加入はガナーズにとって非常に大きいものでした。
彼が加わった事で最終ラインは見事なまでに安定しましたし、
セットプレー時の貴重な得点源にもなりました。
今季アーセナル自体のパフォーマンスは良くない方ですが、
彼が評価されない理由にはならないとさえ思います。
アシュリー・ウィリアムス (エバートン)
彼がエバートンに移籍したと聞いた時は、
思わず「あぁ、流石クーマンだな」と謎に感動しました。
EURO2016での奮闘ぶりは彼の評価を一躍高めたと思いますが、
不屈の対人戦に強烈なリーダーシップを備える彼の存在は大きいです。
ジャギエルカ、フネス・モリらと堅実なブロックを敷いていますし、
彼が抜けたスウォンジーの現状を踏まえれば….。
ローラン・コシエールニー (アーセナル)
読みの鋭さと迅速なカバーリングは彼の真骨頂でしょう。
以前はビッグマッチでの不安定さや、
時折見せてしまうプレーの粗さ、エリア内でのファウル癖が
彼の印象をついつい下げてしまう面でした。
が、ここ数シーズン経験の表れかむしろ安定感が売りになり、
リーダーシップも大きく発揮できるように。
やっぱジュルーやメルテザッカーなんかと組んでたのがおかしかった
選んだクラブが違ければ、多くのタイトルを持っていたかもしれませんね。
○MF
ヴィクター・ワニャマ (トッテナム)
セインツの時からフィジカルお化けだと思ってましたが、
スパーズに来て益々存在感が増した気がします。
攻撃での貢献度こそ物足りない部分もありますが、
そもそもトッテナムのメンバー事情を考えれば
彼が中盤を制圧する事でチーム自体の安定感が劇的に向上したはずです。
マイケル・キャリック (マンチェスター・ユナイテッド)
確かに、彼自身キャリアのピークは過ぎたかもしれません。
序盤は欠場が続きましたし、チームも不安定でした。
けれど彼が出場するだけでビルドアップはスムーズになり、
攻守の連動性は格段に上昇しました。
エレーラやポグバが持ち前のダイナミズムを発揮できるのも、
彼が背後でスペースを的確に埋めるリスク管理の賜物。
まだまだ、隠居するには早いです。
トニー・エリクセン (トッテナム)
ケインやアリらの活躍が目立つスパーズですが、
エリクセンの存在抜きにはスパーズを語れないと思っています。
的確なパスワークとプレースキックは大きな武器ですし、
試合の流れに応じてプレーの選択肢を変えられるのも良い。
あとは決定力…ですなぁ。
ダヴィド・シルバ (マンチェスター・シティ)
毎年毎年、その超絶技巧には惚れ惚れしますね。
ペップでさえ名指しで「偉大な存在」とさえ語る名手ですし、
若いスターリングやサネらが伸び伸びプレーできるのは彼の存在が大きい。
難解なペップの戦術をすぐさま理解し、
適応して結果を残していったのも単純に凄い事では。
サンティ・カソルラ (アーセナル)
もう本当に早くピッチで元気な姿を観たいものです。
本来アーセナルの強みは豪勢な中盤にあると思いますが、
彼が長期欠場を強いられた事で、的確なバランスを失っています。
ジャカ、ラムジー、コクラン、チェンバレン、エルネニー____
将来有望な若手たちは特大のポテンシャルを備えていますが、
それらを束ねるベテランの存在なしに、彼らはまだ存分に輝けません。
マルコ・アルナウトビッチ (ストーク)
なんでここでアルナウトビッチ!?
とか思うかもしれませんが、すいません、好きなんです。
時折見せる創造性豊かなプレーや、
スイッチが入った時の彼のダイナミズムは記憶に残りますね。
ガス欠した時の彼ほど消極的なプレーヤーもいませんが、
それもまた、魅力的に思ってしまいます。
○FW
ハリー・ケイン (トッテナム)
今季も20ゴールを達成しました。
3年連続20ゴールはプレミア史上4人目の金字塔。
若手ながらコンスタントにゴールを奪い、
またフィニッシュも多彩なのは素晴らしいとしか。
プレミアリーグ通算110試合69得点
という結果を考えれば、尊敬の念を抱かずにはいられませんよ。
チェルシーにいてくれたらなぁ…..ねぇ….?
とまぁ、長々とお付き合い頂きありがとうございます。
久々に長い記事を書いて疲れましたが、
実はまだまだ選手について語りたいくらいです(笑)
「日本人として岡崎と吉田は入れろや!!」という声が聞こえますが、
勿論彼らの事は大好きなんですよ!
(そのうち彼らの個人の記事は書くつもりです)
とはいえしょうがないじゃないですか….
ノミネートリストを作っただけで40選手くらい出ちゃったんです。
コウチーニョだってゲイェだってアレンだって好きなのに
入れられないんですから(憤怒)
アクラさんがどんなメンバーを選ぶのかは分かりませんが、
ツッコミどころ満載だと思います。
「もし歴代を作るならディアビーは入れないと…」とか言い出しますよ、絶対。
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Matthew |