リバプールで構想外となっているDFママドゥ・サコ。
2013年、PSGからの加入以降はコンスタントに出場機会を重ねたものの、
昨季終盤にはドーピング疑惑に悩まされ(陽性だったものの疑惑は晴れ復帰)、
今季のプレシーズン中には遅刻や無断外出などで強制帰国。
団結を求めるクロップ監督から完全に見放されU-23チーム行きを命じられ、
挙げ句移籍市場の終盤にはストーク・シティへのレンタル移籍を拒否。
移籍拒否の騒ぎ冷めやらぬ中、今度はSNSでクロップを痛烈に批判した事で、
リバプール内での居場所は完全に失っている。
サコに対してはフランスのリールなどが興味を示しているが、
現在のサコの契約、週給10万ポンド(1300万円)の高額報酬がネック。
この冬にはサウサンプトンが獲得オファーを送ったものの、
リバプール側が移籍金2000万ポンドを要求した事で最終的には破断。
高額なサラリーを払っている構想外選手、という点でも
リバプール側は早急に手放したい所だろうが、安くは売りたくないようだ。
サコに対してはフランス代表監督デシャンも苦言を呈しており、
「移籍以外の選択肢は残されていない」とコメントしている。
このままではクラブだけでなく代表でもポジションを失うだけに、
早いところ交渉をまとめて新天地へ赴きたい所だ。
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Matthew |