Thank you, @oscar8 and good luck for the future. pic.twitter.com/HYpEPQsWro
— Chelsea FC (@ChelseaFC) 2016年12月23日
残念だが、これがフットボールの常か。
チェルシーは23日、オスカルが中国・上海上港への完全移籍を表明。
かねてより巨額でのオファーが話題となっていたが、
オスカル自身はチェルシーへの残留を強調していた。
交渉は頓挫したかに思われたが…粘り強い交渉の末移籍を決断したようだ。
移籍金は未公表なものの、
英紙・BBCら地元紙によれば推定6000万ポンド(約87億4300万円)、
週給は40万ポンド(約5760万円)になる見込み。
※移籍前のアジア最高額移籍選手はフッキの推定4700万ポンド(約68億5000万円)
リーグでの好調を維持する一方、来季のCL参戦が現実的な為
戦力は少しでも保持しておきたいチェルシー。
が、コンテは3-4-3システムにおけるオスカルはあまり重要視せず、
バックアッパーの域を出なかった。
開幕当初は4-3-3のインサイドハーフとして定位置を掴んでいたものの、
システム変更に伴い一気にベンチウォーマーへ。
近頃は序盤重用されなかったセスクが徐々に出場機会を得てきている状況もあり、
そんな状態の選手を超高額で売却できると思えば、確かに悪い話では…。
コンテはユヴェントス時代オスカルを欲した経緯もあった為、
残留して更に選手として更にレベルアップできれば…だったものの、
冬のマーケットが開幕するこのタイミング。
巨額の資金を以て「欲しい選手を獲る」姿勢を明確にできるはずだ。
そもそも今夏の移籍市場でコンテがリクエストした選手は交渉がまとまらず、
コンテは就任直後苦しい時間を過ごした経緯がある。
(そんな状況でも結果を出している今、フロントは期待に応えるべき)
この資金を元手に、今度こそは指揮官が望む選手を連れてきたい。
まぁ、でも実際こんな巨額の資金力があると宣言しちゃったら、
どんな選手を買おうにも移籍金が吊り上げられそうな予感。
プレミアクラブからの移籍ならともかく、
国外リーグからの移籍となれば、”良い買い物”は期待できないでしょうね。
![]() |
Matthew |