DkZ3Zv5XcAAvesi (1)

リバプール、悲願の優勝へ最高のスタート

リバプール 4

19′ モハメド・サラー

45+2′ サディオ・マネ

53′ サディオ・マネ

88′ ダニエル・スタリッジ

ウエストハム 0

 


昨季CL準優勝のチームはそのままに、最適な補強

DkZ6noLXgAAWezH

今オフのリバプールは移籍市場を激しく動き回った。

昨季より移籍が決定していたナビ・ケイタに加え、

ウイングのバックアッパーとしてジェルダン・シャキリを獲得。

実質アンカーがヘンダーソンのみだった所にモナコからファビーニョを引き抜き、

そしてとうとうGK問題に終止符を打つであろう、アリソンを射止めたのだ。

アリソンはGK史上最高額となる推定6700万ポンド(約98億円)で、

どれほどリバプールが彼に期待を寄せて獲得したかが表れている。

ナビ・ケイタには5275万ポンド、ファビーニョには5000万ポンドを

獲得に費やしたとされており、「今季こそリーグタイトルを」と

フロントが意気込んている事が明確に感じ取れる補強内容だ。

その一方で実力者シャキリを1350万ポンドと比較的安価で獲得したのは大きい。

理想を言えばファン・ダイクの相方候補も射止めたかったかもしれないが、

それでも十分すぎるスカッドをユルゲン・クロップは手にしている。


強力3トップは今季も健在。不安定さは微塵も感じない。

DkZtMusXoAMpxob

マネ、フィルミーノ、サラー。

プレミアだけでなくCLをも席巻した強力な3トップは

今季も特大のインパクトを残す事になりそうだ。

新加入も多く先発し、連携不足が否めないウエストハムが止められるわけもなく、

サラーが先制点を決め、マネがダメ押しの2ゴールを奪っている。

カウンター時には阿吽の呼吸でライン裏へ抜け出し、

それぞれが自身にとって最高の形でフィニッシュのシーンへ関わり合っている。

爆発的なスピードと決定力を持つ両翼を活かすフィルミーノの存在も大きい。

献身的なチェイシングと創造性豊かなテクニックを遺憾なく発揮しており、

彼がピッチにいるかいないかで、リバプールの攻撃は話が変わると言っていい。

マネとサラーの素晴らしさは言うまでもないが、

それはフィルミーノの存在あっての事だと言わざるを得ない。


早くも新戦力はブレイクの予感

DkZ-fKaX4AA2q6K

大型補強を敢行した甲斐はあったようだ。

アリソンは連携不足からのミスもあったものの、

セービングに関しては前評判通り安定したプレーを見せている。

加入して十分な準備期間を得られたわけではないだろうが、

マネやサラーに対してキャッチング後素早くフィードを送るなど積極性も〇。

呼吸が合わずチャンスに繋がらない場面もあったが、

それは時間が解決してくれるであろうし、何ら心配する必要はないだろう。

シャキリも後半途中から起用され、積極的にボールに絡んでいる。

マネやサラーとはまた違った特徴を併せ持つだけに、

早くチームにフィットして自身のリズムでプレーさせてあげたい所。

ストークでは彼やアルナウトビッチ頼みの攻撃に終始していた為

多くのタスクと責任を負わされていたが、ようやく本人らしいプレーが観れるかもしれない。

DkZxFgjXcAEyYMi

そして今季ブレイクが確実とさえ思えるのがナビ・ケイタだ。

ライプツィヒで開花したパスセンスと推進力はそのままに、

リバプールの中盤に必要なダイナミズムを感じさせている。

小柄な体躯ではあるもののコンタクトは強烈。

ボールハントの技術も素晴らしく、理想的な人材がやってきた印象だ。

チームの合流が1年遅れようとも、契約解除条項の違約金を満額払った価値はあった。

まだ彼のプレーを見て間もないが、

そう感じさせるだけのポテンシャルを彼はピッチで示している。


悩めるファン・ダイクの相棒

sJ1TkY1P

開幕戦でファン・ダイクの相棒を務めたのはジョー・ゴメス。

若くしてW杯の舞台も経験したゴメスは今季成長を期待したい選手の一人だ。

現在腹筋の故障を抱えて戦列から離脱しているロヴレンだが、

合流になるのは少なくともあと数週間は先になるだろう。

今夏CBの補強だけはままならなかったリバプールだが、

クロップ自身はファン・ダイク、そして彼ら2人に厚い信頼を置いている。

シーズン通して、ゴメスとロヴレンが先発CBの座を争う事になるだろう。

昨季期待されて加入したクラバンに関しては4番手に落ち着くか。

ロヴレンがケガがちなだけに出番は回ってくるかもしれないが、

彼にバックアッパー以上の事を求めるのは難しいかもしれない。


いざ、プレミアリーグ制覇へ

DkZkNp1W4AEpnFE

悲願のリーグタイトル、そしてCL優勝へ準備は整ったはずだ。

チームのスタイルに即した人材を揃え、

選手とスタッフ、そしてサポーターらは強い絆で結ばれている。

プレシーズンでアンフィールドに帰ってきたカリウスを、

サポーターは温かい拍手と声援で出迎えた。

そのことを選手らは誇りに思ったであろうし、

また彼らにタイトルをと意気込む事は想像に難くない。

何度「今季こそ」とKOPが思ったかは数知れないが、

今季こそ….今季こそ、トロフィーを手にシーズンを終えたいものだ。

この記事を書いた人

Matthew Matthew

最近の記事

  1. Do8VduuUUAE0TAc
  2. Do6aHQlXsAAMCH9
  3. mauriciopochettino-cropped_i5dyyhuo5fiq1qcpbft9zq273
  4. Do60ytKX0AE-4kq
  5. Do14qDRXsAYaIpV
  6. DoRv1lwW0AE7VFQ
  7. DnJNZ-zXoAM7BXB
  8. DliqKcbX4AEj_ZP
  9. Dk9133AUwAAQnxT
  10. Dk8fNpJXsAA95qF
  11. Dka0D_OWwAAxL2W
  1. 655x10004-e1444210229774

    プレミア最新移籍情報

    アーセナル、DFムスタフィとFWペレス獲得でクラブ間合意
  2. LONDON, ENGLAND - AUGUST 15:  N'Golo Kante of Chelsea in action during the Premier League match between Chelsea and West Ham United at Stamford Bridge on August 15, 2016 in London, England.  (Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

    チェルシー速報&結果

    カンテがもたらした攻守における安定感
  3. C36yj37W8AAXyN-

    プレミアリーグ解説

    耐え切れないレスター、3失点でユナイテッドに屈する
  4. DkRjLRBV4AAi0Mu

    プレミアリーグ解説

    ユナイテッド、維持の開幕戦白星
  5. CwFM5auW8AA0mzJ

    チェルシー速報&結果

    オフに1人でトレーニング…コスタはコンテと直接会談へ
PAGE TOP