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シェイクスピア、解任

レスター・シティは17日、

指揮官であるクレイグ・シェイクスピアを解任したと発表した。

昨季奇跡の優勝の立役者ラニエリの跡を継ぎCLベスト8に導き、

レスターに従来のカウンタースタイルを取り戻させたシェイクスピア。

残念ながら今季はリーグ戦1勝3分4敗の18位と低迷。

残念ながら優勝の味を覚えてしまったオーナーを満足させる事は出来ず、

志半ばでのリタイアとなってしまった。

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とはいえ、今季リーグ戦で敗けた相手は

アーセナル、ユナイテッド、チェルシー、リバプールの優勝候補たち。

確かに完敗と言える内容での試合ではあったが、

あまりにも早い解任の決断と言えるのではないだろうか?

新加入マグワイアは瞬く間にチームの中核を成すようになり、

エース・ヴァーディに続き岡崎もゴールで期待に応えていた。

従来のスタイルはそのままにチームを前進させていたシェイクスピアだったが、

目先の結果にこだわりをみせるオーナーの意向までは変えられなかったようだ。

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この決断が正しいものであったかは時間が証明してくれるであろうが、

現時点ではあまりその正当性を感じ取る事はできない。

そもそもレスターが優勝した事は”歴史に残る奇跡”であり、

戦力値的にはリーグ中堅クラスである事は周知の事実だろう。

補強面で多大な貢献をしてくれていたウォルシュ氏がエバートンへ去り、

優勝の立役者であったカンテとドリンクウォーターはチェルシーへ移籍。

堅守を誇った守備陣においても、

鉄壁を誇ったフート&モーガンにCBコンビは衰えによるミスが目立つ。

一昨シーズンの優勝が「100年に一度の奇跡」であるならば、

今のレスターが優勝する事は「1000年に一度の奇跡」と言っていいだろう。

そんな状況の下、数試合の結果を見ただけで指揮官をチームから外した

フロントの判断は早急に過ぎている。

少なくとも、後任候補もままならずコーチを暫定監督に昇格させるのであれば、

後任に目途が立つまでシェイクスピアを残すべきだっただろう。

(確かに名将がフリーで多数いるのも確かだが、レスターに来る可能性があるとは…)

冬の移籍市場でも大きな期待はできないだけに、

今季のレスターはチームが崩壊し、降格争いを演じてしまっても疑問には思わない。

それだけ、今のクラブの状況は良くないように思える。

この記事を書いた人

Matthew Matthew

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