6月30日、ジョン・テリーはチェルシーとの契約を満了。
クラブ退団は以前から決まっていたものの、
正式にチームから離れる事が決まった。
テリーは現役続行の意欲を示しており、
ボーンマスやスウォンジーなど国内クラブに加えて
アメリカ・MLS行きが可能性として取りざたされている。
チェルシーでの在籍期間は下部組織含め22年間。
98年にトップデビューを果たし、レンタル移籍も経験しながら
チームの主力として数多くのタイトルを獲得した。
5度のリーグ優勝を主将として経験し、CLも獲得した。
史上最高のセンターバックとさえ言われた彼だが、
チェルシーでのキャリアがついに終わりを迎えてしまった。
4月にクラブ退団を発表して以降、
ついに訪れてしまった契約満了の日。
彼は自信の公式インスタグラムで感謝の意を述べた。
ジョゼ・モウリーニョが就任して以降、
チェルシーは毎年のようにタイトル争いに加わってきた。
そして、それからの長い年月を知る選手がまた、クラブを去る事になった。
ランパード、ドログバ、チェフ…
栄光を勝ち取った戦友たちは既にクラブを離れてしまったが、
チェルシー躍進の原点を知る選手がクラブから去る事は、
単なる「ベテラン選手の退団」という言葉以上の意味がある。
腕章は共にピッチで叱咤激励したケーヒルに委ねられ、
我らがJTは新たなチャレンジへと足を踏み出したのだ。
クラブの象徴たる選手が抜け、
チームはまた新たなサイクルへと突入した。
今季はチームのエースだったジエゴ・コスタの退団も決定的で、
来季からのチェルシーは陣容が変わる事は間違いない。
DFアケーもボーンマスへ完全移籍を先日発表し、
GKベゴビッチも含め複数の選手がクラブを後にしている。
マティッチは依然としてユナイテッド移籍が噂されており、
コンテ含めクラブのフロントの手腕次第では
チーム戦力は大幅なダウンとなってしまう。
まだ移籍期間は長い日を残しているものの、
こと補強に関しては良いニュースが流れてこないのが現状。
少しでも早く、新戦力の発表を待ちたいところだ。
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Matthew |
