#lcfc are delighted to announce the signing of defender Harry Maguire! 📝
Full story ➡️https://t.co/wpxbppqrQI
#WelcomeMaguirepic.twitter.com/BlA3ZgRxCk— Leicester City (@LCFC) 2017年6月15日
レスターは15日にDFハリー・マグワイアを獲得したと発表した。
ハル・シティで今季奮闘した彼だったが、チームは降格。
24歳とまだ若手ながらもチームに情熱をもたらし、
ハードワークを厭わない姿勢にはファンからも高い信頼が寄せられた。
彼の獲得に際してレスターは移籍金1700万ポンドを支払ったとされ、
5年間の長期契約を結んだ模様。
モーガン、フートとレスターのCBは高齢化が進んでおり、
今季のパフォーマンスを見ても彼らはキャリアのピークを過ぎている。
それだけにマグワイアの獲得は理に適っているが、
レスターでも存在感を発揮できるかどうかは疑問の余地がある。
というのも、彼のプレースタイルはCBながらも攻撃的であり、
パンチ力の伴うロングシュートが大きな魅力だ。
が、レスターのCBに求められるのは
どれだけ自陣エリア内で強固なブロックを構築できるかどうかだ。
確かにマグワイアもその体格を活かした守備はエリア内で強力だが、
あくまで彼の最大の強みは持ち前の推進力にある。
レスターはシェイクスピア監督の続投が決まった以上、
根本的なチームスタイルを変更する事はまずないだろう。
あくまでオプション、としてマグワイアの持ち上がりが期待されるが、
彼自身の魅力的な武器をしまうのは余りに勿体ない。
ともあれ、CBの確保は今夏最大のポイントだった。
モーガン、フート、ヴァシレフスキらベテランに
主力としてフルシーズン期待するのは限界に近い以上、
彼を確保できた事は一安心だろう。
外国籍選手の多いレスターのホーム・グロウン枠を埋める上でも、
この獲得は何が何でも完遂したいオペレーションだったはずだ。
彼がレスターの主軸になれるかどうかは今後次第だが、
モーガン、フートら経験あるベテラン選手からの薫陶を受け、
イングランドを代表するDFへと成長していって欲しい所だ。
フクスとシンプソンが未だ健在である以上、
DFのバックアッパーをあと一枚確保できればDFラインは安泰だ。
フロントとしてはシュマイケル、ヴァーディらの慰留も重要で、
退団が確定したマフレズの代役探しも進める必要がある。
レスターはCL出場に伴う臨時収入も得て資金力はあるものの、
補強ポイントを多く抱えてしまっている。
まずは未だ引手数多なシュマイケル、ヴァーディを引き留め、
そのうえで即戦力の人材を資金力を以て獲得したい。
![]() |
Matthew |