ビッグディールが合意に至るかもしれない。
ユヴェントスで実績を残し、古巣マドリーへ復帰したモラタ。
出場すれば実力とその価値は証明しているものの、
ベンゼマやロナウドらの立場を脅かすには至らず、
イスコとの競争にも敗れチームでの立ち位置は微妙に。
本人も移籍に対しては前向きなコメントを残しており、
今夏人気銘柄として注目を集めている。
グリーズマンの獲得が失敗に終わり、イブラの退団も進む。
強力なストライカー獲得を望むモウリーニョの意思もあり、
ユナイテッドはモラタの確保に本腰を入れたようだ。
モラタの代理人ファンマ・ロペス氏はインタビューで
「ユナイテッドは素晴らしい魅力を持つチームなのは確かで、
彼らから素晴らしい提案も受けている。
だが言える事は、マドリーの決断を待たなければならないという事だけだ。」
と、あくまで移籍の決定権はマドリー側にあると明らかにした。
報道ではユナイテッドは移籍金6000万ユーロのオファーを提示したものの
マドリー側がこれを拒否、金額釣り上げを要求したとされる。
モラタ本人は度々メディアで退団を仄めかしている以上、
ユナイテッドが注力するのはマドリー側を納得させる事になりそうだ。
マドリーのフロント、
つまりは会長のフロレンティーノ・ペレスと交渉するわけだが、
ユナイテッドといえど簡単なミッションではない。
ユナイテッドが来季CLに出場する事もあり、
マドリー側がギリギリまで移籍金の釣り上げを画策するのも明白だ。
昨夏ポグバに1億ユーロもの大金を投じた背景もあるだけに、
今回の交渉は非常に困難を極める事だろう。
マドリーの交渉相手もユナイテッドだけではないはずで、
複数のクラブ同士を争わせる事で、最大の利益を確保するだろう。
![]() |
Matthew |