イタリア・ナポリに所属するFWマノロ・ガッビアディーニ。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、
彼の獲得を巡りプレミア4クラブが争奪戦を繰り広げており、
現在の所サウサンプトンが1歩リードしている模様だ。
ガッビアディーニに興味を示しているのは
先述のセインツ、WBA、ワトフォード、そしてレスターとされている。
ナポリはイグアインの後釜として迎えられていたミリクが
長期離脱から復帰する予定で、今季CFを務めていたメルテンスを含め
アタッカー陣に余剰戦力が生まれてしまっている。
ナポリにはイグアインの売却益があるとはいえ人員整理が必要とされ、
特にガッビアディーニにはイタリア国内でも複数のオファーの噂が立っていた。
彼は今季ナポリで出場機会は十分に得られておらず、
ミリクの長期離脱時もセンターフォワードの軸とはみなされなかった。
今冬、もしくは来夏の移籍は確実視されている事から、
ナポリ側も魅力的なオファーがあれば応じる可能性は高いだろう。
とはいえ、ナポリ側は彼に2000万ユーロ前後の値段をつけており、
完全移籍に向けて手を上げるクラブは少数と推測されている。
冒頭にも伝えたように、ガゼッタによればセインツが
200万~300万ユーロでのレンタル移籍オファーでリードしているとされ、
25歳とまだ伸び白がある彼に出場機会を与える意味でも、
ナポリ側はオファーについて検討しているようだ。
WBA、ワトフォード、レスターはそれぞれチームに主力のFWがおり、
そのバックアッパーとしての意味合いも強い為か
高額な移籍金に後手を踏んでいるのかもしれない。
ともあれ実力はある彼だが2000万~2500万ユーロと言われる値は高く、
いずれも完全移籍での獲得はリスクがつくまとうだろう。
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Matthew |