レスターで出場機会に恵まれず、
今季主力としてチームに貢献できていない岡崎。
そんな状況の彼に対し、ブンデスリーガ・シャルケが
オファーの検討中である事を、独紙『ビルト』が報じている。
17日付の記事で同紙はシャルケのSD、クリスティアン・ハイデル氏が
岡崎の事を高く評価しており、
フンテラール、エンボロ、ディ・サントと主力FWが負傷離脱している
チームの現状を助けられるだろうと考えているとした。
ハイデル氏は昨季までマインツで移籍に携わっていた人物で、
ブンデスで実績があり、ハードワークに長けた彼の重要性を知っている。
ハイデル氏本人とシャルケのフロントは公式にオファーを否定しているが、
今季出場の機会を減らされている以上、
具体的なオファーがあれば岡崎自身は検討するだろう。
(年齢的にも30歳。選手としてのピークなのだ。)
とはいえ、実際問題移籍する可能性は極めて低い。
というのも、今現在レスターはマフレズとスリマニを
アフリカ・ネーションズカップで欠いている状態なのだ。
アルジェリア代表としてチームを離れている彼らは
今季チームでも結果を残している主力中の主力であり、
そんな状況下で簡単に岡崎を放出するとは到底考えられない。
先日のチェルシー戦でも後半途中から岡崎を起用したように、
ラニエリ自身は未だ岡崎への信頼を口にし、
地元紙、サポーターの中でも未だ「岡崎待望論」は根強い。
この移籍報道で少しでも岡崎のチーム内での立場が好転すればいいが、
CLはともかくリーグ戦で厳しい状況に陥っているレスターに、
これ以上の追い討ちは避けたいところだ。
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Matthew |