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打ち合い制したチェルシー、リーグ記録に迫る13連勝!!

チェルシー 4

34′ ケイヒル

57′ ウィリアン

65′ ウィリアン

85′ D.コスタ

ストーク 2

46′ マルティンス・インディ

64′ クラウチ


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2016年最後のプレミアリーグ、第19節がスタンフォード・ブリッジで行われた。

チェルシーは現在12連勝と最高の時間を過ごしており、

この試合で勝てばリーグ記録の14連勝に迫る。

対するアウェイのストークは波に乗り切れず、

前節リヴァプール戦では4失点と守備組織が崩壊。

失点内容も軽率なミスからの物があり、チーム全体としても

この試合は気を引き締めて結果を得なければならなかった。

試合開始からチェルシーは攻勢をかけ、

先発したファブレガスらを中心にストーク守備陣に揺さぶりをかける。

モーゼス、アザールらが個人で打開すれば、

バイタルエリアではウィリアンとファブレガスがアイデアをもたらし

徐々にリズムを掴んでいった。

33分にはD.ルイスのロングフィードからD.コスタがチャンスを掴む。

このプレーでは点は生まれなかったものの、獲得したCKが先制点を生み出した。

流れを完全に掴む為に必要な先制点を奪い、

膠着状態の維持を狙ったストークのプランは完全に崩れた。

得意のセットプレーからキャプテンのケーヒルが先制した事で、

スタンフォード・ブリッジには13連勝は盤石という雰囲気さえ流れる。

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リーグ最少失点を誇るチェルシーからすれば、

前半で奪った先制点は勝利へ直結する重要なピース。

さらに守備の重責を担うケーヒルが得点した事で、

チームの雰囲気は更に良くなった。

その後もリズムを掴んだチェルシーは優位に進め、

前半もそのまま終了した。

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だがハーフタイムを挟んだ事で、ストークには闘志が戻った。

球際にかけるエネルギーは激しく、

前半の失点で失いかけていた自信を取り戻していた。

そしてその姿勢がチェルシーの不用意なファウルを誘い、同点弾を生む。

ストークからすれば、まさに狙い通りの形だった。

空中戦で絶対的なプレゼンスをもたらすクラウチが競り勝ち、

セカンドボールを周囲の味方が狙う____

シンプルながらも防ぐことが難しいストークの攻撃に、

とうとうチェルシーは得点を許してしまった。

そしてこれが、壮絶な打ち合いの幕開けとなる。

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精確に打ち貫いたシュートは貴重な勝ち越し弾。

ペドロの出場停止で先発起用を得たウィリアンが結果を残し、

再びスタンフォード・ブリッジは歓喜の渦へ。

が、ここで諦める程この日のストークは弱くなかった。

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ボージャンを投入し攻撃を加速。

劣勢に立たされようと、敵陣で果敢にプレスを行えば、

執拗なフィジカルコンタクトを挑む。

そしてその結果が、リードされても追い付くチャンスを作り出した。

ストークのサポーターが安堵の声を上げ、選手を讃える。

この内容なら引き分けでも充分___

そうアウェイチームが感じたのも束の間、チェルシーには引き分けでは満足できなかった。

勝利を求めるブルーズの歓声は、失点から1分と経たずに得点をもたらした。


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一瞬だった。

失点直後のキックオフ、チェルシーの選手とサポーターは

明らかに”勝利”を求めていた。

一息つこうとするストークを見逃さず追い立て、

瞬く間に更なる勝ち越し弾をお見舞いした。

電光石火のカウンターから放ったウィリアンの一撃はネットを揺らし、

スコアは再びチェルシーリードの状態へ。

またも絶望の淵へ追いやられたストークに残されたエネルギーは少なく、

そしてそんなチームに残酷にも決定的な一撃を見舞ったのが、

今季13ゴールとトップスコアをひた走る頼れるエースだった。

屈強なDFを薙ぎ倒し、

体制を崩しながらも放った弾丸は豪快に突き刺さる。

試合を決定づける1点をエースが奪い取った事で、

ストークの選手にもはや勝利を目指すだけの闘志は無かった。

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「試合には、勝ち続ける事が重要だ」

そう試合後に話したエースはピッチで咆哮し、

チームの勝利を示した。

歓喜に包まれるスタジアムそのままにチェルシーは駆け抜け、

4-2と壮絶な打ち合いとなった新年最初のゲームを勝利で飾った。

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失点にも臆せず、むしろ起爆剤のように前へ進むチェルシー。

自分達のリズムで試合が運べるかどうかは最早彼らに関係なく、

勝つ事こそが重要であり、その為の道は1つで無い事を理解していた。

「この試合は非常にコンペティヴだったし、プレミアリーグの難しさを感じた。

しかし、選手は直面する様々なスタイルのチームに対応できる事を明らかにし、

何より勝利する為に戦う大きな意志を示した。我々は勝利に値した。」

そう指揮官が試合後に述べたとおり、

チェルシー好調の理由はシステムのフィットでもなければ、

アザールやコスタの復調でもなく、

選手達全員に浸透した「勝者のメンタリティ」だと言えるだろう。

困難な状況でも打ち克つ為に必要なのはシステムでもなく、

1つ1つのプレーに全力を注ぐスピリットなのだから。

次節、チェルシーはホワイト・ハート・レーンに乗り込み

トッテナムと対戦する。

11月のホームでは2-1の逆転勝利を収めており、

是非とも勝利してリーグ連勝記録を塗り替えたいところだ。

この記事を書いた人

Matthew Matthew

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