チェルシーが3バックシステムへ変更した事で定位置を失ったオスカル。
開幕直後は4-3-3システムでのインサイドハーフを任され、
コンテ指揮官の下ポジションを確保していた。
しかしチームが3-4-3にシフトするとたちまち状況は一変。
ベンチ入りすらできない試合もあるなど、
確実に出場機会は減少していった。
そんな状況下の中、オスカルに破格のオファーが届いたようだ。
英紙『ガーディアン』『スカイ・スポーツ』らが具体的なオファーを報道。
オファーしたクラブは上海上港で、監督は”AVB”ことヴィラス・ボアス。
移籍金は推定6000万ポンド(約88億円)前後で、
週給40万ポンド(約6000万円)となる見込み。
※ちなみに週給は現在の4倍で、メッシ、ロナウドに次ぐ世界第三位の額
正直現実的とは思えない破格のオファーだが、
チェルシーで不遇の時間を過ごす彼には魅力的な条件でもある。
とはいえ彼自身は他クラブからの興味を肯定しつつも残留を希望し、
あくまでチェルシーでのキャリアに未来があるとしている。
確かに25歳とまだキャリアとしてはピークではなく、
そんな状況下での中国行きはキャリアにプラスだとは思えない。
中国のリーグ環境も徐々に良くなってきてはいるものの、
活躍する外国籍選手はいずれもキャリアのピークを過ぎ、
経験豊富なベテランが多く活躍している。
金銭面だけで考えればチェルシー、オスカル本人にとって魅力的なのは間違いないが、
この移籍が決まってしまうようなら、残念と言う他ないかもしれない。
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Matthew |