昨季のクロップ監督就任から、
チームスタイルに馴染めず結果を残せなかったベンテケ。
指揮官は彼を主力とは考えていないようで、
機動力やインテンシティーに勝るイングスなどを重要視。
そのためベンテケはかねてより余剰戦力としてみなされ、
今夏の移籍が既定路線とされていた。
彼の実力は折り紙つきである以上多くのクラブが感心を示したが、
クラブ間での合意をクリスタルパレスが得たようだ。
19日付で『BBC』が報じている。
既にロンドンでメディカルチェックを行っており、
公式発表間近とのこと。
移籍金は推定2700万ポンド。
昨夏リバプールが彼の獲得に費やしたのは3250万ポンドで、
収支的にはマイナスではあるものの、
来シーズンでの活躍次第でさらにインセンティブが払われる見込み。
よって彼の活躍次第では収支はほぼゼロとなる可能性があり、
今夏積極補強を敢行したリバプールには願ってもない条件だ。
余剰戦力の整理とFFPへの対応から売却は進めなければならず、
かといって低価格での売却は却って損失となってしまう。
リバプールは売却でも今夏の動向は成功と言えるかもしれない。
(あとはバロッテリを高額で売却できれば最高と言う他ないのでは?)
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Matthew |