来シーズンのプレミアリーグでは、
新たな日本人選手の活躍が見られるかもしれない。
プレミアリーグにおけるビッグクラブの1つ、
アーセナルが新戦力として2選手の獲得を発表。
浅野琢磨(←サンフレッチェ広島)
グラニト・ジャカ(←ボルシアMG)
以上2選手を完全移籍で獲得した。
また、アーセナルは3選手が退団が確定。
- MF トマシュ・ロシツキー
- MF ミケル・アルテタ
- MF マシュー・フラミニ
ベテランが抜けた中盤は元々人材豊富だが、
中盤の底を務める主力としてジャカを獲得。
長年悩まされていたボランチに実力者を揃え、
チームを支えてきたベテランを退団させる事で
スカッドの本格的な再構築に乗り出したと言える。
浅野琢磨はスピードに長けたFWであり、
試合の流れを変えるジョーカーとしても機能できる。
欧州初挑戦であり、A代表での経験も乏しい。
そのためレンタル移籍の可能性も終始報道されるが、
今のところヴェンゲル監督はレンタルに関して発言していない。
来月開幕するリオ五輪で活躍が期待される選手であり、
残した結果次第でチームでの立場も変わってくるだろう。
スピードで圧倒するスタイルはテオ・ウォルコットと
共通する部分もあるものの、ウォルコットには移籍報道が
多くある。ジルーとは違ったCFとしての役割など、
彼にかかる期待は決して小さくないはずだ。
グラニト・ジャカはボルシアMGで活躍し、
EURO2016においてはスイス代表としても参加。
屈強なフィジカルとメンタリティ、
正確性と創造性を兼ね備えたパスワークと
アーセナルの中盤に求められるスキルを備えている。
23歳という若さながらクラブ、代表の主力として
数シーズン過ごしており、経験不足の心配もないだろう。
特に彼にはチームを鼓舞するパーソナリティもあり、
エジル、ラムジー、サンチェスなど創造性溢れる選手との
流動的なアタッキングは楽しみな限りだ。
まだまだ移籍市場は開いている。
EURO2016、コパ・アメリカ、リオ五輪と
国際大会が多い今夏、ヴェンゲル監督は更なる
新戦力との契約に力を注いでいるはずだ。
特に懸念であるDFラインの層の薄さもある以上、
実力を備える若手DFとの交渉は確実だろう。
もしくは、エジルやサンチェス、チェフを
獲得してきたように、ビッグネームとの交渉を
進めているのだろうか。
マフレズは果たして….?
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Matthew |