今年もまた楽しみな時期がやってきた。
新シーズンに向けた移籍市場が開き、
プレミアリーグを彩ってきた名門もまた、
誇りと名誉を取り戻すべく積極的補強に動いた。
既に3名の実力者と契約し、正式発表。
EURO、コパの影響もある中、
どのクラブよりも手早く、確実に補強している。
新指揮官、そしてビッグネームの獲得。
来シーズンのユナイテッドは、確実に変化を遂げているはずだ。
2016-17シーズンより名門ユナイテッドを率いる、
ジョゼ・モウリーニョ(あぁ、ジョゼ…涙)。
昨シーズン途中まで宿敵チェルシーを率いた名将は、
新天地をマンチェスターに決めた。
どのようなスカッドを基にチームを構成し、
チーム戦術をどう浸透させるか非常に楽しみ。
以下、移籍市場で新規に契約した3選手。
FW:ズラタン・イブラヒモビッチ(34歳)
スウェーデン代表主将としてEURO2016にも参加。
数多くのタイトルを獲得し、
どのクラブでも結果を残してきた”最高の王”。
ユベントス、インテル、ミラン、バルセロナ。
そしてPSGの絶対的な”王”して君臨してきた彼は、
ユナイテッドの新たな象徴として輝くだろう。
モウリーニョとはインテル時代にも仕事をしており、
最大の敬意を払う関係性だと認めている。
彼の圧倒的な得点力とメンタリティは
昨シーズンのユナイテッドに足りない部分で、
文字通り「勝者のメンタリティ」をクラブに
取り戻させるはずだ。
MF:ヘンリク・ムヒタリアン(27歳)
言わずと知れたアルメニア代表のチャンスメイカー。
ドルトムントでは昨シーズン23ゴール32アシスト。
ドルトムントとの新契約が決まったとされていたが、
ユナイテッドのラブコールを受け移籍を決断。
両サイド、トップ下を遜色なくこなし、
激しい2列目のポジション争いでも優位に立つ。
彼の実力は既に折り紙つきではあるが、
プレミアの独特のリズムに早く慣れ、
各選手との連動性をどれだけ早く
深められるかがポイントかもしれない。
DF:エリック・バイリー(22歳)
昨シーズン、ビジャレアルで頭角を現した
コートジボアール代表の新鋭。
22歳という若さ、かつ実績はほぼ昨季のみ。
僅か1シーズンの活躍を経て、ビジャレアルから
名門ユナイテッドのDFライン再建を託された。
彼に払った移籍金は4000万ユーロ前後と言われ、
上記の実績とあわせても破格と言えるだろう。
CBの主力として期待される彼は、
クリス・スモーリングと組むことが予想される。
(ブリントはバルセロナ移籍の報道が続いている)
また同年代のP.ジョーンズとの競争も楽しみで、
来シーズンのユナイテッドDFラインは
彼の出来次第と言っても過言ではないはずだ。
実力者3名を早々と補強したユナイテッド。
ここ数シーズンの姿は見るに堪えず、
勝てる試合の多くを取りこぼしてきた。
「内容が悪かろうが勝つ」という、
かつての名門の姿を取り戻せるだろうか。
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Matthew |